交付金銭領収書とやらが届いた!これってお金に換金できるのかな?
そもそも何でこの書類届いたんだっけ・・?
お金はちゃんと受け取れるよ!理由はこれから解説するね。
「交付金銭領収書」と書かれた書類が突然届き、驚いた方もいるのではないでしょうか?
今回は「交付金銭領収書」が届いた理由と配当金を受け取る手順について解説します。
とても簡単な手順でお金が受け取れるので、本記事をしっかり読んで配当金をGETしましょう!
上場廃止と関係がある
保有していた会社の株が取引証券場から廃止され、株主が保有している株を会社が強制的に買い上げたためです。
ちなみに、会社が上場廃止後に株を買い上げる理由は複数あります。
一つあげるなら、社内のみで経営状況の整備を行うためです。
株主には「議決権」といって、その会社の経営にモノ申せる権利が与えられており、普段から株主は経営状況に目を光らせています。
この権利があることで、経営の自由度が制限される事があるのです。
ですので一度、自社株式を買い戻し株主の監視のないところで、経営の自由度を高める狙いがあります。
株主全員に書類は届いているの?
株主全員に交付金銭領収書は届いています。
「住所の登録してないのに!詐欺?」と思った方は、使用している証券アプリ等のマイページから、住所の登録をしているか確認しましょう。
確認したら口座の登録はしていないけど、住所の登録はしていました!
また、配当金の受け取り方は2種類あります。
「口座振り込み」と「取り扱い窓口での現金受け取り」です。
株式の配当金について振り込みを希望し、口座登録されている場合は自動で振り込まれます。
振り込の日程などの詳細情報については、交付金銭計算書と同封されている、企業からの案内書類に記載があります。
確認のうえ、ご自身の配当金の受け取り方をチェックしましょう。
窓口での受け取り
今回は「取り扱い窓口での現金受け取り」の手順について解説します。
非常に簡単なステップで、小難しいことは一切ありません。
実印でなく認印でOKです!
シャチハタは避けたほうが無難です。
取扱窓口で認印を押した書類を渡します。
「配当金」と書かれている窓口に並んでください。
その場ですぐに受け取ることができました。
持ち物は2点のみです。
・交付金銭領収書(認印押印済み)
・身分証明書
身分証明書は運転免許証を見せました。
窓口では「顔がわかるもの」とは言われなかったので、保険証でも大丈夫だと思います。
お金を入れる封筒はもらえるので、お財布は持っていかなくても問題なかったです。
想像以上にすんなりと受け取ることができて良かったです!
押印した書類を手渡すだけなので、窓口に足を運ぶ以外、面倒なことはありませんでした。
窓口で書類を渡してから、配当金を受け取るまでも、待ち時間もなくスムーズでした。
受け取り期間が短い
配当金の受け取り期間は約1か月です。
郵便局の窓口は、土日祭日はお休みで平日のみの営業です。
また金融窓口は9:00~16:00と営業時間も短いため、平日は仕事が忙しい!という方は、前もって行く日程を決めておくことをオススメします。
受け取り期間を過ぎてしまわないよう、気を付けましょう。
支払額が5万円を超えている場合
口座の振込指定がなく、企業からの支払額が5万円を超えている方は配当金の受け取り方法が少々異なります。
追って送付される、ゆうちょ銀行の「通常現金払い(払出証書)」により、配当金が受け取れます。
受取先は郵便局またはゆうちょ銀行です。
交付金銭領収書との違いは、手元に届く時期が少し違うだけで受け取り方法は一緒です。
金額で窓口に提出する書類が変わるのよね!
いかがでしたか?
今回の記事では、交付金銭領収書が届いてから~配当金を受け取る、手順までを解説しました。
受け取り手順は思いのほか簡単で、押印した書類を指定の窓口に提出すれば、配当金を受け取れることがわかりましたね。
ただ受け取り期間が短いので、その点は注意です。
またこういった重要な書類が届いてから、慌てないよう、普段から株を運用しているサイトを確認する事が大切ですね。
株の保有数が少ないからと、確認をさぼっていました・・反省
何はともあれ、せっかくもらえるお金です。
手順を確認して、配当金をGETしてくださいね!